自身のYouTubeチャンネルで、過去に『スター・ウォーズ』のオーディションを受けていたことを先日明かしたオスカー女優、ブリー・ラーソン。新たに公開した動画で、不合格となってしまった数々のオーディション秘話を赤裸々に明かしている。
Witness her story in the making. Marvel Studios’ #CaptainMarvel is in theaters now. Get tickets: https://t.co/siieRjKIgz pic.twitter.com/n91Y5cyD0i
— Captain Marvel (@captainmarvel) March 28, 2019
「Audition Storytime! (pt.2)」というタイトルで投稿された動画でブリーは、2008年7月から2009年2月までの期間に受けたオーディションで、不合格となった役を明かしている。2008年当時、18歳のブリーはまだ駆け出しの無名の女優。動画内でおもむろに見せたスマホのディスプレイには、その当時不合格となったオーディションの膨大なリストが……。本当に約半年間で受けた数なのか!? と疑いたくなるほどだ。
You can’t win ‘em all... or even most! 🙃🙃🙃 https://t.co/ywVih6jdyW
— Brie Larson (@brielarson) September 4, 2020
あの名作にも!? 苦労がしのばれる落選作品の数々…
リストには『トランスフォーマー/リベンジ』(2009年)、ザック・スナイダー監督の『エンジェル ウォーズ』(2011年)、『キングコング:髑髏島の巨神』(2017年)、『アバター』(2009年)、マーベル映画では『マイティ・ソー』(2011年)、『アイアンマン2』(2010年)などなど、数々のヒット映画が挙げられている。特に、動画内で『アバター』の名前を挙げた際には「え!? 私、『アバター』のオーディションを受けたのを覚えてなかったわ!」とも明かしており、その当時は、とにかくオーディションを受け続ける日々だったようだ。
また、最終選考まで残った作品として『トゥモローランド』(2015年)、『ピッチ・パーフェクト』(2012年)、『イントゥ・ザ・ウッズ』(2014年)、『ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則』(2007年〜2019年)などの作品を挙げている。
『スコット・ピルグリム』の演技で影響を受けた番組とは⁉
動画の中ではオーディション以外にも、その当時役を得ることができた作品の裏話についても明かしている。なかでも若かりし名優たちが多数オーディションを受けていたことが先日明らかになった『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』(2010年)について「本当に出演したかった作品だった」と明かすも、事前の情報不足や撮影後の編集により、結果として出番が少なかったというブリー。ラモーナを演じるにあたり、意外なものを見てインスピレーションを受けていたことを明かした。
Ramona's Apartment, Wallace's Apartment (set version), on location in Cabbage Town, Toronto. #ScottPilgrimIs10 pic.twitter.com/Zr6BQwHcB9
— edgarwright (@edgarwright) August 13, 2020
「エドガー・ライト監督の大ファンだったから、本当に出演したかったの。出演が決まった段階では、映画の内容についてよく理解してなかったわ。渡されたセリフも台本のほんの一部で、そこには唯一“ラモーナじゃないハスキーな声で”と書かれてあって、でも、そもそもラモーナが一体誰なのか、私はわかっていなかった。どうやってラモーナになればいいか悩んだわ。実は、おかしいと思われるかもしれないけれど、遅くまで起きてテレビのチャンネルを回していたら、アダルト・ビデオ・アワードの映像が目に入ってきたの。レッドカーペットを歩く自信に満ちた女性たちを見てた。彼女たちは輝いていて、自分の魅せ方がとても上手だったわ。そこで、私はこの役をこういう風に演じないと! ってインスピレーションを受けたの。」とブリーは語っている。
セクシーなラモーナを演じるブリーのオーディション映像は、動画内で確認することができる。
YouTubeでここまで暴露していいの⁉︎ とツッコミたくなるほど赤裸々な告白を繰り広げるブリー。彼女が主演をつとめる続編最新作『キャプテン・マーベル2(原題)』は2022年7月に全米公開予定だ。今後も目が離せない!