米映画製作会社レジェンダリー・ピクチャーズが、“MonsterVerse rewatch”と称し、レジェンダリーがゴジラやキングコングの過去作品の同時再生会を開催し、話題を呼んでいる。開催期間中に、監督がSNS上で撮影裏話を披露するという「#MonsterverseWatchalong」という面白い試みも人気だ。
第1弾の『GODZILLA ゴジラ』(2014年)に次いで、先日第2弾として上映された『キングコング: 髑髏島の巨神』(2017年)のジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督は、自身のTwitterでファンからの質問への回答と制作秘話を明かしている。
These were done by Phillip Keller. He is an absolute legend and someone I loved working with. This WWII crash sequence was one of the few things that never changed during the many scripts we worked with. https://t.co/3CUfOFjCiM
— (((Jordan Vogt-Roberts))) (@VogtRoberts) April 17, 2020
髑髏島の絵コンテは、『アイアンマン』(2008年)、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014年)など数々の作品を手がける、有名ストーリーボードアーティストのフィリップ・ケラーが担当したことを明かし、「彼は伝説的なアーティストであり、一緒に仕事をしつづけたい人です。 第二次世界大戦中の墜落事故のパートは、脚本の中でずっと変わらなかった数少ない箇所の一つです。」とコメント。
Ueda-san's work was a huge influence in general #MonsterverseWatchalong https://t.co/GRkX97IzBD
— (((Jordan Vogt-Roberts))) (@VogtRoberts) April 17, 2020
さらに「コングが人間の目線で傷口を綺麗にしようとしたのは、ゲーム<ワンダと巨像>の第一の巨像のショットを参考にしたのでしょうか?」というマニアックなファンの質問に対しては、ゲームのディレクターである上田文人氏の名前をあげ、「上田さんの作品に大きく影響を受けているよ」と答えた。ほかにも日本の人気アニメやゲームからのオマージュがあるようで、「新世紀エヴァンゲリオン」に出てくる構図や、「ポケモン」に登場するカラカラをモンスターのデザインに使っていることなども明らかにされた。
Giant suns & moons are a huge part of anime framing...so...definitely intentional #MonsterverseWatchalong https://t.co/vRJh0Lu8EN
— (((Jordan Vogt-Roberts))) (@VogtRoberts) April 17, 2020
CUBONE FTW https://t.co/JGdJn1Ydx9
— (((Jordan Vogt-Roberts))) (@VogtRoberts) April 17, 2020
第3弾として、日本時間4月24日(金) 10:00に『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019年)の同時再生企画が行われるので、チェックしよう!
Thank you for joining us for our #MonsterverseWatchalong of @kongskullisland! Don't forget to tune in next week for Godzilla: King fo the Monsters!#MonsterverseWatchalong pic.twitter.com/TftyJ3kDLD
— Legendary (@Legendary) April 17, 2020