ジェフ・ルミール作のDCヴァーティゴコミック「Sweet Tooth」を原作にした実写ドラマをNetflixが製作することが決まったと、米ComicBookが報じている。プロデュースをするのは、『アイアンマン』『アベンジャーズ』シリーズで人気を博したロバート・ダウニー・Jrということも明らかになった。
NETFLIX Orders Robert Downey Jr's SWEET TOOTH to Series, Based on Jeff Lemire Comic https://t.co/aW7QK9u4bE pic.twitter.com/h0Cy4S9vYU
— ComicBook NOW! (@ComicBookNOW) April 9, 2020
「Sweet Tooth」を原作としたドラマシリーズは2018年から開発中で、『ハップとレナード』シリーズの共同クリエイターであるジム・ミックルが脚本、監督、製作総指揮をつとめることが決まっている。また、日本でも大ヒットしたDCコミックスのTVドラマシリーズ『ARROW/アロー』(2012年~)の脚本を担当したベス・シュワルツも共同脚本家して名を連ねる。また、ロバート・ダウニー・Jrに加え、彼の妻スーザン・ダウニーもプロデュースを行うとのことだ。 2018年にはドラマ版「Sweet Tooth」がHuluで製作されると言われていたが、このたびNetflixで製作することが決まった。
原作の「Sweet Tooth」は、謎の疫病で壊滅してしまった世界が舞台。その世界に住む、人間と鹿のハイブリッドである主人公ガス。ガスは、父から森の中に隠れた生活を強いられていたが、父の死後、人間の生存者・トミーを連れて旅に出る。その旅の途中で、半人半動物のハイブリッドに関する大きな陰謀に直面するというストーリー。『マッドマックス』さながらの文明崩壊後の世界を舞台に、ディズニーのおとぎばなし的な世界観で描かれた作品である。
出演者などまだ明らかになっていないことが多いが、『アンブレラ・アカデミー』(2019年)、『サブリナ:ダーク・アドベンチャー』(2018年)などNetflixによるコミック実写化作品の中に新たにドラマ版「Sweet Tooth」も加わり、アメコミファンはNetflixから離れられそうにない。