米ワーナー・ブラザースは、新型コロナウイルス流行を受け、『ワンダーウーマン 1984』を米国で公開延期することを発表した。
『ワンダーウーマン 1984』は当初米国で2020年6月5日公開予定だったが、2020年8月14日に延期されるとのことだ。それにより現在日本の公開日は2020年6月12日(金)の予定だが、影響が出る可能性があると思われる。
We made Wonder Woman 1984 for the big screen and I believe in the power of cinema. In these terrible times, when theater owners are struggling as so many are, we are excited to re-date our film to August 14th 2020 in a theater near you, and pray for better times for all by then pic.twitter.com/85ykQ8x6NE
— Patty Jenkins (@PattyJenks) March 24, 2020
本作の監督をつとめたパティ・ジェンキンスは、「『ワンダーウーマン 1984』は大きなスクリーンで観てもらうためにつくられており、私はシネマの力を信じています。多くの映画館のオーナーが苦しんでいるこの時、8月14日に公開延期することができ嬉しく思います。それまでには皆さんにとって良い時代になっていることを祈っています。」とコメント。
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主演のワンダーウーマンを演じたガル・ガドットは「この暗くて恐怖で溢れる時でも、私は明るい未来を期待してます。再び皆さんと一緒にシネマの力を共有しましょう。『ワンダーウーマン 1984』は8月14日に公開延期することが決まったことを嬉しく思います。皆さんどうかご無事で。愛を込めて」とコメントした。
米ワーナー・ブラザースは本作以外にも、『イン・ザ・ハイツ』『弱虫スクービーの大冒険』『Malignant(原題)』の公開延期を発表しているが、現時点では新たな公開日は発表していない。
全米が直面している映画館の危機的状況を、ワンダーウーマンが救ってくれることを祈りたい。