ユニバーサル・ピクチャーズは『ソウ』『アクアマン』『アナベル』シリーズなどで監督を務めたジェームズ・ワンと共に新作モンスター映画を製作中であると、The Hollywood Reporter、Varietyなど米複数メディアが報じた。
プロジェクトおよびタイトルの名称は未定。ワン自身は監督を務めず、自身が所属するアトミック・モンスター・プロダクションによるプロデュースとなるとのこと。同作はドラキュラ、フランケンシュタイン、ミイラ、狼男など、ユニバーサル・ピクチャーズの伝統であるモンスターの系譜に触発された作品になる予定だという。本国で2020年3月1日に公開された『透明人間』(日本公開2020年5月1日予定)の成功で取られた、同社の往年のモンスターと優れたクリエイターを組み合わせる手法を踏襲する形となる。
ジェームズ・ワンは1977年、マレーシア生まれの映画監督。『ソウ』シリーズ(2004~2010年)の成功を皮切りに『死霊館』(2013年~)、『アナベル』(2014年~)シリーズなどホラー、スリラー作品を監督、製作として多数手がけ、近年では『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015年)、『アクアマン』(2018年)など大ヒット作品でもメガホンを取った。
脚本を務めるのは海外ドラマシリーズ『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』(2005~2020年)を手がけるロビー・トンプソン。