名優とその妻が「時間差で自宅死」認知症ブルース・ウィリスの妻も「介護者の支援」を呼びかけ

名優ハックマンの衝撃死とブルース・ウィリスの現在
『ダイ・ハード』ほか数々の名作で知られる俳優ブルース・ウィリス。2022年に失語症と診断され俳優業を引退したが、すでに撮影済みの作品がいくつか公開・配信されたので、引退したことを知らない人もいるかもしれない。
ウィリスの近況は家族のSNSやニュース報道などで時おり目にすることができる。しかし先日、同じく認知症を患っていた名優ジーン・ハックマンが衝撃的な最期を遂げたことにより、ウィリスの妻であるエマが声をあげた。
今年2月に自宅で亡くなっているところを発見されたハックマン。じつは妻のベッツィが先に自宅内で亡くなっていて、彼女のケアが絶たれた状態で1週間後にハックマンも亡くなったようだ。この衝撃的な事実が発表されたこともあって、エマは「介護者に対するケア」を訴えたのだ。
ハックマン家はいわゆる老老介護的な状況だったわけだが、95歳のハックマンに対しベッツィは65歳と年齢差がある。つまりベッツィのように珍しい感染症で若くして急死する可能性もあるわけで、たしかに介護側のケアをおろそかにはできないだろう。
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CS「ブルース・ウィリス誕生祭」で主演作厳選放送
ウィリスの元妻は、惜しくも受賞は逃したが今年のアカデミー賞で主演女優賞の大本命と称賛され華々しい復活を見せたデミ・ムーアだ。2人は1987年に結婚し3人の子どもをもうけ、2000年に離婚。ムーアは「夫婦としての形が変わっても私たちは家族であり続ける」と語っており、ウィリスの引退後も毎週のように会いに行っているという。
そんなウィリスは3月19日に70歳の誕生日を迎える。娘のひとりであるスカウトは米メディアに「私たちはひとつの大きなチーム。互いをサポートし合い、とても愛情深く、それはまるで鉄壁のようです」と語っており、今年の誕生日も盛大に祝うつもりだという。
ということでウィリスの誕生日に合わせ、CS映画専門チャンネル ムービープラスでは「祝!ブルース・ウィリス誕生祭」と題して主演作を厳選放送。『ダイ・ハード』だけじゃない隠れた名作たちを、この機会にぜひTV鑑賞しよう。