人気漫画家・石黒正数による傑作青春漫画「ネムルバカ」が実写映画化。映画『ネムルバカ』が、2025年春に公開される。このたび、第四弾キャストとして、吉沢悠、伊能昌幸、山下徳久、水澤紳吾、志田こはく、かいばしららの出演が発表された。
阪元裕吾監督最新作、初の漫画原作の映画化
原作は、「それでも町は廻っている」「天国大魔境」といった大ヒット作で知られる石黒正数による同名コミック。2008年に発売され、1巻完結の漫画であるものの、石黒正数の傑作と呼ばれ今なお新たな読者を増やし続けているロングセラー作品だ。この傑作青春漫画を映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』(9月27日公開)も控え、今最も勢いのある若手映画監督といえる阪元裕吾監督が実写映画化。主人公は、大学の女子寮の同じ部屋に住む後輩と先輩という間柄の2人。後輩・入巣柚実役を久保史緒里(乃木坂46)、先輩・鯨井ルカ役を平祐奈が務める。本作で2人は初共演、W主演となる。
実力派から期待の若手、阪元組お馴染みのキャストまで!
劇中に登場するフリーの音楽プロデューサー・粳間(うるま)を演じるのは吉沢悠。ドラマ「山田太郎ものがたり」(07)、映画『アイアムアヒーロー』(16)、映画『十一人の賊軍』(24)、舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」(24)など、ドラマ・映画・舞台と幅広く活躍するベテラン実力派だ。粳間とともに行動するレコード会社のOTレコーズ社員・荒比屋を演じるのは伊能昌幸。阪元監督作品には大学時代から出演をしており、卒業後に監督の誘いを受けて正式に俳優の道へと進むと『最強殺し屋伝説国岡』(19)で初主演のほか、映画『黄龍の村』(21)、映画『ベイビーわるきゅーれ』(21)など阪元組の常連に。いまや阪元監督作品に欠かせない存在となっている。
ほかにも、伊能と同じく阪元組お馴染みの顔ぶれから山下徳久(映画『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』/23)、水澤紳吾(『ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!』/24)、スーパー戦隊シリーズ『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(22)のヒロインを務めた期待の若手・志田こはく、役者として活動しながらチャンネル登録者数60万人超の人気YouTuberとしての顔を持つかいばしら(映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』/24)と個性豊かな面々が新たに出演することが明らかとなった。
<コメント>
吉沢悠/粳間役
映画「ベイビーわるきゅーれ」で新たなアクションムービーを確立した阪元裕吾監督が、アクションなしの人間模様を描く今作「ネムルバカ」に挑戦されました。若い感性の演出がとても刺激的で、現場では俳優陣が生き生きと演技をしていたのがとても印象的でした。肩の力を抜いて、阪元ワールドを楽しんで下さい!
伊能昌幸/荒比屋役
荒比屋というキャラクターを演じるにあたって、一体どんな人物なのだろうと原作漫画を捲ってみるとそこにはなんと年齢も見た目も全く違う男がおり、「おや、特殊メイクでもするのかな?」と思っていたらストリート系の衣装に身を包んだだけで荒比屋が完成となり、声を出して驚きました。そのおかげで気負うことなくリラックスして演じられたかなと思っています。おそらく初めてとなるであろう長編映画でのアクション無し阪元ワールド、ご期待ください。
『ネムルバカ』は2025年春より新宿ピカデリーほか全国ロードショー