ディズニープラス『照明店の客人たち』ついに全話独占配信!
ディズニープラスのオリジナルドラマ『照明店の客人たち』全8話が独占配信中だ。12月4日の初回4話一挙配信から大きな話題を呼んでいたが、ついに本日最終7~8話の配信がスタートした。
原作・脚本を手掛けるのは、釜山国際映画祭<アジアコンテンツアワード>で6冠に輝くなど賞レースを総なめにした、同じくディズニープラスの大ヒットドラマ『ムービング』(2023年)の原作者カンフル。さらに同作でメインキャストの一人を演じたキム・ヒウォンが監督デビューを果たし、今年大きな話題を呼んだドラマ『支配種』のチュ・ジフンがふたたび主演を務めるという、韓国ディズニープラスの粋を結集した作品となっている。
本作は視聴者のあいだで侃々諤々の考察が繰り広げられていたが、本日配信となった最終7~8話の展開・結末によってネット上の議論もますます盛り上がりそうだ。
ということでこの記事では、ゾクリとする演出が多めだった前半戦からガラリと雰囲気が変わる後半戦の内容をざっくり整理しつつ、「さあて……」と腕まくりしたであろう<ドラマ“イッキ観”勢>のためにも、できるだけネタバレを回避しながら最終話までの見どころを解説したい。
もし1~2話あたりで「ちょっと怖そうだから……」と保留した人がいたら、とにかく4話まで鑑賞すれば“すさまじい驚き”と“ハンカチ必須の感動”が待っているので、ぜひ本記事で後半戦の展開をチラ見しつつ改めて鑑賞に挑んでもらえれば幸いだ。
目次
1.じつは伏線だらけ! な第1~4話をざっくり振り返る
2.第5話からは怖さ転じて大号泣? 驚きの感動展開
3.「生死の狭間」が呼び起こす本能的な涙腺崩壊
4.感情移入度がハンパじゃない! 観る者の胸を打つキャストの熱演
5.最後の最後まで驚きの連続! 気になる今後の展開は……?
👇️前半(1~4話まで)の解説記事はこちら👇️
じつは伏線だらけ! な第1~4話をざっくり振り返る
第1~2話は、かなり不穏な雰囲気ながら登場人物たちの“顔見せ”パートだった。照明店の店主ウォニョン(チュ・ジフン)と店の“常連”である女子高生ヒョンジュ(シン・ウンス)の少し不思議なやり取りや、来店する客の奇妙な言動が興味を引っ張る。とくに第1話の店主ウォニョンの忠告~終盤の描写を振り返ると、3話以降への布石がみっちり詰まっていることが分かる。
第2話は、古い一軒家を渋々ながら借りた女性作家ソネ(キム・ミンハ)のパートをはじめ、ICUで患者の家族への対応に苦慮する看護師のヨンジ(パク・ボヨン)や女子高生ヒョンジュが遭遇する怪現象など怖いシークエンスが続くが、ここで身構えないでほしい。最後にチラリと登場する男性刑事(ペ・ソンウ)の人間離れした観察力と推理力が大フィーチャーされる第3話で、印象が大きく変わるのだ。
冒頭こそゾワッとさせるものの、渋めの刑事ドラマのように無骨な展開で視聴者をふたたび引き付ける第3話。思わずジャージャー麺が食べたくなる“フード描写”も韓国ドラマらしく、明らかに温度感が高い。この刑事ドラマが一体どのように本筋と交わるのだろう? というワクワクを維持したまま、ヌルリと第4話へ。ちなみに阿部寛とムロツヨシを魔合体させたようなペ・ソンウが超魅力的なので、日本のファンが激増しそうである。
ターニングポイントとなる第4話はまず、故人を丁重に扱う納棺師のソッキ(イ・ファンウィ)のスーパーナチュラルな日常から始まる。相変わらず看護師のヨンジは怪現象に見舞われているが、そんなヨンジの過去が明らかになるシークエンスから、本作の空気が徐々に変わってくる。そして思わず仰け反る衝撃のロングショットで締めくくられ、すべてがひっくり返る後半戦へ――!
『照明店の客人たち』
どこかもわからない、暗い街をさまよう人々。一部の記憶を無くした彼らがいたのは、”生と死の境目”の世界だった。なぜ彼らはこの場所に辿り着いたのか。そして、元の世界に戻ることはできるのか――。
やがて人々は、彼らの過去、現在、未来の鍵を握る、ある路地裏の照明店へと引き寄せられていく……。
監督:キム・ヒウォン
脚本:カンフル(『ムービング』)
【キャスト】
ウォニョン:チュ・ジフン(『支配種』、「キングダム」シリーズ、「宮 -Love in Palace-」)
ヨンジ:パク・ボヨン(「今日もあなたに太陽を ~精神科ナースのダイアリー」、「アビス」、「力の強い女ト・ボンスン」)
刑事:ペ・ソンウ(「ザ・キング」)
ヒョンミン:オム・テグ(「遊んでくれる彼女」)
ユヒ:イ・ジョンウン(「Missナイト & Missデイ」「パラサイト 半地下の家族」)
制作年: | 2024 |
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ディズニープラスで全8話独占配信中
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