細胞を擬人化して描き、その斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼んだ漫画「はたらく細胞」(著者・清水茜、講談社「月刊少年シリウス」所載)が、超豪華キャストとスタッフ陣によって実写映画化。人間の体の中を舞台に繰り広げられる<世界最小の物語>を、日本映画最大級のスケールで描く映画『はたらく細胞』が、12月13日(金)より公開される。このたび、山本耕史演じるキラーT細胞が、劇中衣装を着用し、「はたらくさいぼう」うた動画に登場。
累計1,000万部突破のメガヒットシリーズが実写映画化!
漫画「はたらく細胞」(著者・清水茜、講談社「月刊少年シリウス」所載)は、2015年連載開始とともに話題沸騰、2017年にフランスの新聞「ル・モンド」が選ぶ<この夏推薦する図書リスト>に選出されるなど、国内だけでなく世界中から注目を集め、2018年のアニメ化でさらにブームは過熱。以後、現在まで数々のスピンオフ作品が発表され続けており、シリーズ累計発行部数1,000万部を超えるメガヒットを記録した。実写版は、清水茜の「はたらく細胞」に加え、原田重光・初嘉屋一生・清水茜が手掛けたとスピンオフ作品「はたらく細胞BLACK」の2作品が原作となり、シリーズ史上初となる“人間の世界”が映像で描かれる。
「キラーT細胞としてしっかり歌うことが出来たと思います」
そんな映画話題沸騰の本作で、部隊を率いて戦う屈指の武闘派細胞・キラーT細胞を演じる山本耕史が、劇中衣装を着用し、「はたらくさいぼう」うた動画に登場、。披露するのは、YouTube総再生回数1億回超えの国民的名曲で、子育てを経験した親世代の皆さん、この歌を聞いてきた記憶が残るティーンエイジャー、そして今なおこの歌と共にすくすくと育っているキッズたち、とあらゆる世代に長年愛されてきた名曲「はたらくくるま」の替え歌「はたらくさいぼう」。笑いあり、涙あり、そして映画を観たら少し賢くなる学習要素も詰まった本作だからこそ、親子でも楽しんでもらいたいという想いから、“はたらく”という語呂繋がりだけで「はたらくくるま」にダメもとで企画を提案。趣旨に賛同されたことから本企画が実現した。
さらにその企画の出演者として、自身も子を持つ父親であり、このコラボレーションに意義を感じてくれた山本耕史が「ぜひやりたい」とオファーを快諾。多忙を極める山本の撮影の合間を縫って、キラーT細胞の役衣装に扮し京都の地で撮影を敢行。
今回の映像は一発撮りではなく、「いろんなことを試した」という山本。撮影では、自らキラーT細胞の演技を取り入れた方がもっと面白くなるのでは?など積極的に進言を行うなど、ストイックな姿が大いに垣間見え、本番では身体中の細胞たちを鼓舞するようなエネルギッシュな熱唱を見せつけた!さらにコーラスには、血小板として本編に出演する、本作が映画初出演となったマイカピュと、ドラマ「海のはじまり」での好演が記憶に新しい泉谷星奈、そしてなんと神経細胞役で出演するDJ KOOも登場!キラーT細胞の全力パフォーマンスをキュートにコミカルに盛り上げている。映画の撮影から約2年の月日が経ってなお、「最後はキラーT細胞になりきって歌うことができた」と語る圧巻のパフォーマンスに是非注目してみていただきたい。
また、山本がキラーT細胞になりきって「はたらくさいぼう」を熱唱する姿を、共演者の阿部サダヲ(不摂生な父・漆崎茂 役)、松本若菜(マクロファージ 役)がいち早く鑑賞!阿部は「何でもできるからね耕史君は。やってやったって顔してるね(笑)。この替え歌はすごく歌いやすいですね」と、力いっぱい歌い上げる山本に爆笑しながらもそのパフォーマンスを絶賛。子供の頃から「はたらくくるま」が好きだったという松本は、音楽が流れると「懐かしい~大好きだった!」と語り、山本の歌に合わせ「はたらくくるま」を一緒に口ずさんでノリノリに。「山本さんに何させてるんですか(笑)!でも、この歌は覚えやすくて良いですね」ところどころ突っ込みを入れながら、山本の熱唱ぶりに拍手喝采を送っていた。
<コメント>
Q.歌唱してみていかがでしたか?
撮影から約2年ぶりにキラーT細胞になりましたが、すぐ馴染めた気がしますね。お話をいただいた時、僕にも子供がいるので、絶対にぜひやりたいなと思っていました。そういう意味では、今回キラーT細胞役としての登場ですが楽しむことができたので、この想いが子供たちに届くと嬉しいなと思っています。
収録ではいろいろな歌い方を試してみました。普通に歌ってみたり、役を入れてみたり。こういう子供向きというか、意外とテンポに対して音が分かりやすい歌って難しいんですよ。でもその分やりがいがありましたし、最後はキラーT細胞としてしっかり歌うことが出来たと思います。
Q.今回は歌の中でいろんな細胞をされていますが、個人的にお気に入りの細胞は?
それはもう血小板ですね!可愛い!撮影の時も血小板が来た時は、可愛い顔してますよ僕も(笑)。歌っている時もね。もちろん佐藤健くん(白血球)も仲里依紗ちゃん(NK細胞)もすごくかっこいいし、それぞれ良いんですけど、やっぱり血小板、可愛いですよね。
Q.映画の公開を楽しみに待っているファンの方々へ、メッセージをお願いします。
『はたらく細胞』は身体の中のことを描いていますから、全世界、全人類に当てはまる。勉強して医学書を読んで…となると結構プレッシャーもありますけど、これは観るだけで「へー!そうなんだ」ということが分かるし、それぞれのキャラクターがすごく魅力的に描かれているので、自分の身体を改めて大切にしようと思える作品だと思います。それを子供たちには楽しみながら知ってもらって、大人たちには「ちょっと飲み過ぎだな」「働きすぎだな」という方々に、ぜひ観て欲しいなと思います。
『はたらく細胞』は12月13日(金)より全国公開