殺人鬼アート・ザ・クラウンが巻き起こす惨劇を描いた人気ホラー映画「テリファー」シリーズの最新作『テリファー 聖夜の悪夢』が、11月29日(金)より公開。このたび、ハード版予告編と監督のコメント動画が解禁となった。
全世界が吐いた『テリファー』シリーズ最新作
前作『テリファー 終わらない惨劇』(22)は、全世界で嘔吐・失神者が続出したことで話題となり、全世界1570万ドル(日本円にして約24億円 ※1ドル160円換算)の興行収入を記録。本国では1作目『テリファー』に続く大ヒットとなった。日本では、1作目は劇場未公開ながら、2作目を劇場公開したところ、その過激さとアート・ザ・クラウンのどこかキュートな佇まいが話題となり、スマッシュヒットとなった。
今回の「テリファー」シリーズ第3弾の舞台はクリスマス。全米では公開するや否や『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』を抜き、たった4日間で2152万ドル(約32億円)を叩き出し、興行収入ランキング1位を記録した。また、イギリスでのプレミアでは11人が途中退場し、うち9名はオープニングシーンで限界を迎えた。そしてやはり1名の嘔吐者が出たという。3作目は、聖夜を祝うマイルズ郡の住民たちを、アート・ザ・クラウンがみたび恐怖と絶望のどん底に陥れる、というストーリー。スケールアップしたアート・ザ・クラウンの無双ぶりと、殺しへのこだわりから目が離せない。
監督は独学で特殊効果、特殊メイク、特殊造形を学び、『テリファー』(16)で長編初監督デビューを果たし、以降ファンから熱狂的な支持を受けるダミアン・レオーネ。主演は『テリファー 終わらない惨劇』のローレン・ラベラが続投し、世界的ホラーアイコンとなったアート・ザ・クラウンはもちろんデヴィッド・ハワード・ソーントンが演じている。
ハード版予告編では、ハロウィンの大虐殺を生き延びたシエナとジョナサンが再びアート・ザ・クラウンに追い詰められ「今度こそ終わらせる」と意気込む姿と、楽しそうに人々をいたぶるアート・ザ・クラウンの姿が映されている……ここまでの通常版予告の後半にはあの手、この手で残虐性を極めた残酷描写の数々が…!
監督は日本へ向けたメッセージで、「ゴア描写に興味がなくてもたくさんの見どころがある」「この映画を見て“アート・ザ・クラウン”を知ってほしい」「できるだけ多くの人と劇場でこの瞬間を共有したい」とコメントしている。
『テリファー 聖夜の悪夢』は11月29日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国公開