演じるキャラとのギャップもキュート!『ストレンジャー・シングス』キャスト初来日
Netflixユーザーが今もっとも気になる作品といえば、やはり『ストレンジャー・シングス 未知の世界』だろう。シーズン3は、2019年の米独立記念日、7月4日からシーズン3が世界同時配信されるということで、多くのファンがそわそわして待ち構えているはず。そんな絶好のタイミングで、メインキャストの4名が作品祭のステージに登場! シーズン1から大きく成長した姿で、作品への想いや初来日の心境を明かしてくれた。
今回トークセッションに参加したのは、ノア・シュナップ、ケイレブ・マクラフリン、ゲイテン・マタラッツォ、セイディ・シンクの4人。それぞれがドラマで演じるキャラクターからは想像できない、現代っ子らしいフレッシュな装いで登壇し、まず初来日の興奮とイベント参加への感謝を述べた。
ドラマでは一番ちびっこのウィルを演じるノアは身体的な成長も著しく、内向的なキャラクターとは裏腹なハツラツとした雰囲気が印象的。逆に、個性的でお調子者のダスティン役て注目を集めたゲイテンが大人しいのは意外だったが、俳優としての実力を感じさせるギャップが頼もしかった。
「ダファー兄弟は完璧主義者で、その姿勢にとてもインスパイアされている」
『ストレンジャー・シングス』がオーディエンスを惹きつけている理由について、ノアは「魅力的なキャラクターばかりで、老若男女が共感できて楽しめる物語だからじゃないかな。世代によってはノスタルジーを感じることもできるしね」と幅広い人気を分析。
また、同シリーズに出演したことによる“人生の変化”について聞かれると、「変わった点と変わらない点があるけれど、自分を主張できる場を与えてもらえるようになったところかな。もちろん、遊びに行ったりキャンプをしたり、今までの生活も続けているよ。『ストレンジャー・シングス』に出演できたことには今後も感謝し続けると思う」と、人生やキャリアに変化を与えてくれたシリーズへの感謝を吐露した。
ここで、シリーズの監督を務めるダファー兄弟からビデオコメントを公開。日本のポップカルチャーからの影響と感謝を述べた両監督との仕事について、ゲイテンは「2人は天才だと思う。彼らのおかげで素晴らしい経験ができたことに心から感謝しているし、彼らは完璧主義者だからとてもインスパイアされるんだ。実はすごく控えめな性格で、現場では2人きりで話し合っていることが多いんだけど、彼らのエネルギーは作品に活かされているように感じるね」と、自身をネクストステージに導いてくれた2人を監督としても人間としてもリスペクトしている様子だ。
撮影中のエピソードについて「私たちはカメラが回っていてもいなくても、本当に仲がいいの。その相性の良さは画面からも伝わってくると思う。ダファー兄弟の撮影現場は、まるでキャンプしてるみたいな楽しさなんだ」というセイディのコメントからは、クルーの雰囲気の良さも伝わってきた。
「80年代の子どもたちの“自由さ”には驚いたわ!」
ここでスペシャルゲスト(ファン代表?)として、Netflixオリジナルシリーズ『Followers』の監督を務める蜷川実花が登場。やはり世代的には「80年代の空気感が懐かしい」とのことで、自身のご子息と重ね合わせてキャラクターの成長を愛おしく見守っているのだそう。
まだ十代半ばのキャストたちにとっては80年代の雰囲気を想像するのはなかなか難しいと思うが、4人とも見事な考察を披露。むしろ当時のカルチャーをフレッシュに感じているようで、セイディは「今は常に親に居所を知らせていないと不安な時代だから、1日中ずっと外で遊び回っていた当時の子どもたちの自由さに驚いたわ。トランシーバーを使っていたことにもね(笑)」と、セキュリティや通信技術が発達した現代よりも長閑だった時代に思いを馳せたようだ。
Netflixオリジナルシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン3は2019年7月4日(木)より独占配信スタート
https://www.youtube.com/watch?v=Rz2NGToqrBw