不朽のミュージカルとして、20年以上愛され続けてきた「ウィキッド」が待望の映画化。音楽と魔法が彩る感動のエンターテインメント『ウィキッド ふたりの魔女』が、2025年春に日本公開される。
このたび、全米公開(11月22日)に向けて、現地時間11月9日にLAプレミアイベントが開催され、主演のシンシア・エリヴォ、アリアナ・グランデを始めとする豪華キャスト・スタッフが集結した。
世界中で愛され続けてきた不朽の物語が遂に映画化
本作の主演には、エミー賞、グラミー賞、トニー賞と数々の受賞歴を持つ実力派シンシア・エリヴォ(ミュージカル「カラーパープル」)と、グラミー賞の常連で世界を魅了し続けるアーティスト、アリアナ・グランデが抜擢。さらに、『クレイジー・リッチ!』や『イン・ザ・ハイツ』のジョン・M・チュウが監督を務める。
全米公開へ向けて、主演のシンシア・エリヴォ、アリアナ・グランデをはじめ、ジョナサン・ベイリー、イーサン・スレイター、マリッサ・ボーディ、ミシェル・ヨー、ジェフ・ゴールドブラムら豪華なキャスト・スタッフ陣が、プレミアイベントに集結した。会場となったのは、アメリカ・カリフォルニア州にある総合芸施設ロサンゼルス・ミュージックセンターの中で最も歴史が深い歌劇場ドロシー・チャンドラー・パビリオン。今回のLAプレミアのテーマは、エルファバとグリンダが出会うシズ大学。このイベントのために劇中の世界観を反映した煌びやかで美しい装飾が施され、一部にはエルファバの衣装に合わせたかのような黒いカーペットが敷かれるなど、世界中から集まった報道陣の目を引いた。
さらに、ミュージカル「ウィキッド」のエルファバ役を演じたイディナ・メンゼルとグリンダ役のクリスティン・チェノウェスや、歌手のノーマニや俳優としても活躍するジェニファー・ロペスなどもカーペットに登場するなど、今最も注目されるエンターテイメント大作に相応しい大変豪華なプレミアイベントとなった。
「本当に誇らしいことは、この作品をみんなで作り上げることができたこと」
後の《悪い魔女》エルファバを演じたシンシア・エリヴォが、役に合わせたシックで洗練されたグリーンのドレスに、そして後の《善い魔女》グリンダ役を務めるアリアナ・グランデが、ピンクカラーをベースにした鮮やかでキュートなギンガムチェックのドレスに身を包んで登場すると、会場からは大きな歓声が沸き上がった。
シンシアとアリアナは、それぞれ「とても素晴らしい気分です。皆さんにこんなにも歓迎されるとは思っていなかったので本当に感動しています」(シンシア)、「とても光栄です。ファンの皆さんがエルファバとグリンダにたくさんの愛をくれて、とても感謝しています」(アリアナ)と語りながら、「本当に誇らしいことは、この作品をみんなで作り上げることができたこと」だと、口を揃えた。
エルファバやグリンダが通うシズ大学に転校してきた王子様のフィエロを演じたジョナサンは、「この作品は正にイベントのような作品です。僕らが一緒に育ち、世代を超えて見てきたものを、また観ることができると思うとワクワクします。誰もが楽しめる特別な作品。今僕たちに必要なのはそれだと思います」と作品の出来栄えに太鼓判を押した。シズ大学の魔法学の権威マダム・モリブルを演じたミシェル・ヨーは、「俳優として素晴らしい経験が出来たと思います。声の発声をコントロールすることを学べ、今夜試写で自分の声が聴けるのはとてもワクワクします」と本作への出演が自身のキャリアの中でも特別なものになったことを明かした。
そしてオズの魔法使いを演じたジェフ・ゴールドブラムは、「シンシアとアリアナの紡ぐ音楽とパフォーマンスは世代を超えて最高だ」と語りながら、「幸運にもこれまでにたくさんの良い作品に出演してきましたが、その中でもジョン・M・チュウは並外れて素晴らしかったです」と、監督を絶賛した。
『ウィキッド ふたりの魔女』は2025年春、全国ロードショー