黒沢清監督が、主演に菅田将暉を迎えた映画『Cloud クラウド』が、9月27日(金)より公開される。このたび、劇中に登場するキャラクターたちの持つ“心の闇”を、それぞれの劇中セリフによって浮き彫りにしていく<人怖(ひとこわ)>キャラクターポスター全6点が一挙解禁となった。また、菅田将暉、古川琴音、奥平大兼、岡山天音、荒川良々、窪田正孝らメインキャストと黒沢監督が撮影後初めて一同に揃う豪華ジャパンプレミアの開催が9月10日(火)に決定した。
菅田将暉 × 黒沢清監督が初タッグ
本作は、“誰もが標的になりうる”日常と隣り合わせの恐怖を描いたサスペンス・スリラー。転売で稼ぐ主人公・吉井良介を菅田将暉、吉井の謎多き恋人・秋子役を古川琴音、吉井に雇われたバイト青年・佐野役を奥平大兼、ネットカフェで生活する男・三宅役を岡山天音、吉井が働く工場の社長・滝本役を荒川良々、そして吉井を転売業に誘う先輩・村岡役を窪田正孝が演じている。
“転売ヤー”として真面目に働く主人公・吉井(菅田将暉)。彼が知らず知らずのうちにバラまいた憎悪の粒はネット社会の闇を吸って成長し、どす黒い“集団狂気”へとエスカレート。誹謗中傷、フェイクニュース——悪意のスパイラルによってネット社会に拡がった憎悪は、実体をもった不特定多数の集団へと姿を変え、暴走をはじめる。やがて彼らがはじめた“狩りゲーム”の標的となった吉井の“日常”は、急速に破壊されていく——。
菅田将暉が演じる、転売で日銭を稼ぐ主人公吉井は「人の言いなりになって働くのは、うんざりだろ」と彼がなぜ転売業をおこなっているのか象徴するセリフが。つづく、古川琴音が演じる吉井の謎多き恋人・秋子は「いろいろ買うよ。欲しい物いっぱいあるから」と果てしない欲を示すセリフ、奥平大兼が演じる吉井に雇われたバイト青年・佐野は「元々信じてなんていなかったじゃないですか」と誰かの心理を看破するセリフ、岡山天音が演じるネカフェで生活するフリーター・三宅は「そういう自由って保障されてるんじゃないの?」と人生に対する苛立ちを発露するセリフ、荒川良々が演じる、吉井が勤める工場の社長・滝本は「誰それ。お友達?」とビジュアルとあいまって絶妙に怖さを感じるセリフ、そして、窪田正孝が演じる吉井の転売業の先輩・村岡は「嫌でも忘れられないようにしてやる」と執念深いセリフが載せられている。
いずれものビジュアルもキャラクターたちと「こちら側」の目線が交錯するような印象的なカットを採用、こちら側も、知らず知らずのうちに自分の心に棲む闇と向き合ってしまう。また、セリフからキャラクターたちの人物像やシーンを想像しながら楽しめるデザインに仕上がっている。
<舞台挨拶開催概要>
日時:2024年9月10日(火)18:15の回(上映前 舞台挨拶)
会場:TOHOシネマズ六本木ヒルズ
住所:106-0032 東京都港区六本木6-10-2 六本木ヒルズけやき坂コンプレックス内
登壇者:菅田将暉、古川琴音、奥平大兼、岡山天音、荒川良々、窪田正孝、黒沢清監督
※敬称略※登壇者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。
■チケットご購入について
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『Cloud クラウド』は9月27日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー