奥山大史監督最新作『ぼくのお日さま』が、9月13日(金)より全国公開される。このたび、本作の公開を記念して、『僕はイエス様が嫌い』をはじめとする奥山監督が手がけた映像作品と、影響を受けた作品を上映するオールナイトイベントの開催が緊急決定。さらに、デビュー作となる『僕はイエス様が嫌い』が、9月6日(金)より「テアトル新宿」にて1週間限定上映される。
<奥山大史オールナイト>開催決定
長編デビュー作『僕はイエス様が嫌い』で、「第66回サンセバスチャン国際映画祭」の最優秀新人監督賞を、史上最年少となる22歳で受賞した奥山大史監督。商業デビュー作で、長編2作目となる最新作『ぼくのお日さま』は、今年5月に開催された「第77回カンヌ国際映画祭」ある視点部門へ選出され喝采を浴び、すでに5つの国際映画祭で上映、「第49回トロント国際映画祭」からも招待されている。
テアトル新宿に導入されている音響システム“odessa”を使用したオールナイト上映企画<odessa Midnight Movies>vol.21として、奥山監督の長編デビュー作『僕はイエス様が嫌い』をはじめとする映像作品と、影響を受けた作品を一挙に上映する<奥山大史オールナイト>は、8月31日(土)にテアトル新宿で開催される。
奥山大史監督が影響を受けた作品として、10月4日(金)より全国公開が決定している青春ドラマの傑作『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』の日本最速上映も行う。『リトル・ダンサー』は、奥山監督が『ぼくのお日さま』の企画を実現させるために欠かせなかった作品のひとつ。『リトル・ダンサー』をリスペクトする奥山監督から本作についてのトークショーも行われる。
また、ルーカス・ドン監督の『クロース』の上映も。今年の「カンヌ国際映画祭」では、クィア・パルム賞の審査員として参加していたルーカス・ドン監督は、カンヌでの『ぼくのお日さま』公式上映後のスタンディングオベーションでは、最後まであたたかい拍手をおくってくれた。カンヌを経て奥山監督と交流を深めるルーカス・ドン監督からは、「『ぼくのお日さま』には、繊細な思いやりがあって、宝物のような映画だ。絶対に大きなスクリーンで発見すべき」とエールが届いている。
■odessa Midnight Movies vol.21<奥山大史オールナイト>
日程:8月31日(土)23:10開場/23:20開映(予定)
上映作品:『僕はイエス様が嫌い』『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』『クロース』ほか、奥山大史監督短編作品・MV作品など、奥山大史監督によるトークショー付き
■『僕はイエス様が嫌い』再上映
9月6日(金)〜9月12日(木)テアトル新宿にて1日1回、1週間限定上映
最新作『ぼくのお日さま』は、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテにて9月6日(金)〜9月8日(日)の3日間限定先行公開され、9月13日(金)より全国公開。