日本でも人気急上昇中のワン・イーボー主演最新作『熱烈』が、9月6日(金)より日本公開される。このたび、オフショット満載のスペシャル・メイキング映像が初解禁となった。
ブレイキンで頂点をもぎ取れ!
本作は、杭州を舞台に「ブレイキン全国大会」でトップを目指すひたむきな青年が、チームの中で挫折しながらも、夢に向かって突き進む純度100%の青春感動物語。
主人公・陳爍(チェン・シュオ)を演じるのは、ワン・イーボー(王一博)。アイドルグループ・UNIQのメインダンサー、リードラッパーとして活躍し、2019年放送のドラマ『陳情令』で主役を演じて大ブレイクした最注目俳優だ。2024年は、トニー・レオンとW主演した『無名』、パイロットを演じたスカイ・アクション大作『ボーン・トゥ・フライ』、そして本作『熱烈』と、主演3作品が連続公開され、今年はまさに“ワン・イーボー・イヤー”となる。
“爍”は“キラキラ輝く” 全員一致で主演は「ワン・イーボー」
ワン・イーボーが演じる主人公のチェン・シュオは、仕事を掛け持ちしながら、ひたむきにプロダンサーを目指している。ある日、ブレイキンのプロチーム「感嘆符!」のコーチ、ディン・レイ(ホアン・ボー)から声を掛けられ、エースの身代わり(補欠)としてチームに参加することになる。夢への第一歩を踏み出したチェンは、「感嘆符!」のメンバーとの友情を深めながら、メキメキと頭角を現していく。だが全国大会を目前にしたチェンとチームに大きな試練が待ち受けていた…。
映像冒頭に登場するダー・ポン監督は、誰が適役かとダンサーに尋ねると、「全員一致でワン・イーボー」という意見だったと語る。主人公、陳爍(チェン・シュオ)の“爍”とは、“キラキラ輝く”という意味だ。「ふだんはクールガイだ」という監督に、母親役のリウ・ミンタオが「彼は聡明さを秘めてる。想像以上に内向的よ」と指摘すると、二人の初共演の現場で、緊張すると「唇を巻き込む」癖があるワン・イーボーのシャイな一面が紹介される。
「でも実は笑うのが大好きだ。笑うのが恥ずかしいだけ」だと語る“笑わせ担当”のダー・ポン監督に続いて、叔父役のユエ・ユンパンとの愉快なオフショット、その後も座り笑い、立ち笑い、仰天笑いなど、イーボーの笑顔が連続して映しだされていく。
ブレイキンのプロチーム「感嘆符!」のパンダ役ワン・ハイが「性格が良く付き合いやすい。撮影を楽しんでるのが見て分かった。休憩時間もキャストと遊んでいたよ」と指摘するとおり、仲間たちとバスケやトランポリンを楽しみ、ダンスシーンでは撮影にも挑戦するなど、和気藹々とリラックスした姿が紹介されていく。
「芯はとても明るいがチェン・シュオを演じるときは別人になる」という監督の指摘を受けて、シリアスな本編映像に重ねてイーボーが「素朴で頑固な性格だと思う」と主人公を語る。父が残した謝金返済のために自転車で仕事場へと走り、暇を見つけては練習、叔父を世話するチェンの姿が描かれていく。「実は最初に撮影したのはチェンと母親のシーンだった。母親が彼のためにステージに上がって歌う」と語る監督の言葉に本編シーンが重ねられる。「最初の撮影だったがチェン・シュオが泣く芝居は一発でオーケーだった。とても驚いたね。彼は自分の役を深く理解してた」と語る監督は、役柄に同化したかのような迫真の演技に目から涙があふれた。
チェンが自分の進退をめぐってチーム「感嘆符!」に誘ってくれたディン・レイと向き合う後半の見所の場面でコーチは、「おまえを捨てるのはケビンじゃなくて俺だ」とチェンを追い詰める。監督は「演じにくいシーンだ。受け身の立場だしセリフも少ない。現場では何度も話し合い感覚を探った」と、常にイーボーに寄り添ってチェンの複雑なキャラクターを作り上げていった。
共演したホアン・ボーは、「彼は役に入り込むため努力してた」とイーボーの真摯な姿勢に賞賛を贈る。「彼の解釈も共有してくれた。泣くかどうか、落ち込むのか、笑みを浮かべるのか、コーチが去ってからなのか。イーボーも夢を追っているから、共鳴するはず」だと監督が難しい撮影を振り返る言葉には、ワン・イーボーの切ない演技に感動し涙を流すスタッフたちの姿が紹介されていく。
映像は、「彼はまだ20代半ば、青春真っ盛りの若者だ」と紹介されたイーボーが、「演じたのは陳爍、陳火楽」だと自己紹介、「君は“爍(シュオ)”か?」という監督の問いかけに「ああ、もちろん(シュア)」と答えるイーボーの言葉で結ばれている。
『熱烈』は9月6日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー