「8月に広島で『オッペンハイマー』が上映され続けることを望む」戦後79年目の全国アンコール上映で『この世界の片隅に』片渕須直監督が希求

『オッペンハイマー』全国アンコール上映中

クリストファー・ノーラン監督作『オッペンハイマー』が昨年の全米公開から1年、今年3月29日（金）の日本公開を経て、戦後79年となる8月に全国でのアンコール上映が決定、8月2日（金）より全国にて上映中だ。

このたびアンコール上映を受けて、広島の八丁座にて、『この世界の片隅に』の片渕須直監督と西﨑智子氏（広島フィルム・コミッション）が登壇し、本作最後のイベントが開催された。

片渕須直監督、西﨑智子氏：広島・八丁座『オッペンハイマー』アンコール上映

クリストファー・ノーラン監督作、第96回アカデミー賞最多受賞

ノーランが監督、脚本、製作をつとめた『オッペンハイマー』は、2023年7月17日に全米で公開され、全世界の興行収入約10億ドルの大ヒットを記録。作品賞を含む7部門でアカデミー賞を受賞。ピューリッツァー賞を受賞したカイ・バード、マーティン・J・シャーウィンによる原作をもとに、天才科学者の頭脳と心を五感で感じさせる極限の没入体験を味わえる作品となっている。

『オッペンハイマー』© Universal Pictures. All Rights Reserved.

日本では、3月29日（金）に公開されるや大反響を巻き起こし、リピーターも続出。8月3日現在、興行収入約18億4,500万円を記録し、2024年上半期公開の洋画実写作品興行収入でNo.1（※7月22日興行通信調べ）となり、2024年を代表する映画となった。

『オッペンハイマー』© Universal Pictures. All Rights Reserved.