Disney+(ディズニープラス)の「スター」にて独占配信中の『七夕の国』より、異形の形相から静かに発せられる言動がヤバすぎる、山田孝之演じる丸神頼之の特別映像が解禁となった。
「寄生獣」岩明均による“怪作”ドラマシリーズ化
「寄生獣」や「ヒストリエ」などで人気を博す岩明均が、1996年から1999年にかけて小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」にて不定期連載したSF漫画「七夕の国」。岩明均作品の中でもカルト的人気を誇り、その壮大なスケールと刺激的な表現から、<映像化不可能>と言われ続けていた“怪作”が、ドラマシリーズ化された。
主人公の物に触れず小さな穴をあける“役に立たない超能力”を持つ平凡な大学生・南丸洋二(通称:ナン丸)を、『ドラゴン桜』『どうする家康』など話題作への出演で躍進を続ける若手俳優・細田佳央太、丸神の里に住みナン丸を気に掛ける東丸幸子を藤野涼子、球体の力を悪用し“丸神の里”を追い出された幸子の兄・東丸高志を上杉柊平、ナン丸の通う大学で講師を務め丸神教授を探す江見早百合を木竜麻生、事件直前に姿を忽然と消してしまうナン丸が通う大学の教授・丸神正美役に三上博史、そして、多くの謎を持ち、目深に帽子を被る長髪の男・丸神頼之役を山田孝之が怪演している。監督は『大豆田とわ子と三人の元夫』や『クレイジークルーズ』でメガホンを取った瀧悠輔が務める。
「許せない奴」とは何者なのか…?そして、頼之を待ち受ける結末とは?
8月8日(木)に最終話である第10話が配信となる本作。ストーリーが進んでいくにつれ大きくなる謎の数々と、圧倒的な世界観、そして個性的なキャラクターたちに大きな話題が集まっている。
今回公開されたのは、本作の最重要人物で、すべての謎の鍵を握る男・丸神頼之(山田孝之)の特別映像だ。「ビルや人が、謎の“球体”にエグられる」怪奇事件を引き起こした中心人物である頼之は、理性的ともいえる佇まいにも関わらず、残酷な事件を起こしていく不気味さで、本作に登場する多くの個性的なキャラクターの中でも一際異彩を放つ。目深に帽子を被り、顔がほとんど見えないようすで登場した頼之だが、物語が進むにつれ少しずつその顔が映し出されると、人間とは思えない異形の形相を露わにしていくのだ。
映像の中には、彼から発せられた衝撃的な言葉の数々が詰め込まれている。「やる事は一つ、停滞状況の打破以外に考えられません」「あんたのほうがよっぽど化け物じみてるぞ」と放つ頼之の不気味さは、一度見たら脳裏に焼き付き離れない。
そして、畳みかけるように「俺には許せない奴がいる」「人の心に土足で踏み込み散々弄んだ挙句今度は知らん顔だ」「何があっても奴は来ないだろ」と、怒りをにじませながら頼之が話す「奴」とは一体誰なのか?人や街をエグり、頼之こそが全ての黒幕だと思われていたが、その頼之が敵視する相手とは?「奴」の存在は明らかになるのか、一時たりとも目が離せない。
山田孝之は、頼之に決まった際「劇中で自分の顔が見えないことは、まったく問題ではない」とキャラクターづくりのこだわりを製作陣とすり合わせた。3時間の特殊メイクに加えて、さらにCG技術で作りあげられた人間離れした姿に、ほぼ声のみで多くの感情を表現するという、まさしく「怪演」をした。
『七夕の国』はDisney+(ディズニープラス)にて独占配信中
<配信スケジュール>
配信中:1〜9話
8月8日(木):10話