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現代に蘇る“魔女”スリラーの恐怖
8月2日(金)より全国公開となるスロヴァキア/チェコ産スリラー映画『ナイトサイレン/呪縛』から、テレザ・ヌヴォトヴァ監督のオフィシャルインタビューが到着した。
人里離れた村で暮らす姉のシャロータと妹のタマラは母親の虐待から逃げ出すことを決意したが、逃げ込んだ森の中で恐ろしい事故に遭ってしまう。事故から20年、消息を絶っていたシャロータがある出来事をきっかけに村に戻るも、受け入れる者はいなかった。村が夏至祭に近づく中、彼女が過去のトラウマと対峙するほどに人々は疑念を募らせてゆき……。
東欧の若き才能 テレザ・ヌヴォトヴァ監督インタビュー
某辛口批評サイトで批評家スコア94%、観客スコア87%を叩き出している『ナイトサイレン/呪縛』は、デビュー作『Filthy(英題)』がロッテルダム映画祭に正式出品されたテレザ・ヌヴォトヴァ監督の長編2作目。本作はロカルノ映画祭金豹賞、シッチェス映画祭最優秀長編ヨーロッパ映画賞を受賞した。主演は『プリンセス:ルーパー』(2020年)などで知られるナタリア・ジェルマーニ、シャロータに唯一心を開くミラにエヴァ・モーレス、『アウシュヴィッツ・レポート』(2020年)で主演を務めたノエル・ツツォルが脇を固める。
映画監督の父と女優の母を持ち、20代からTVや映画界でキャリアを積んできたヌヴォトヴァ監督。2018年にはフォーブス誌が選ぶ「スロヴァキアで最も影響力のある30歳以下の30人」にも選ばれた期待の若手監督が、“魔女”をテーマにした本作について語った。
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