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『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』5つのトリビア解説&メイキング映像解禁!「今年ベスト級」の声も挙がる話題作【全国上映中】

『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』5つのトリビア解説&メイキング映像解禁!「今年ベスト級」の声も挙がる話題作【全国上映中】
『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』Seacia Pavao / © 2024 FOCUS FEATURES LLC.
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『サイドウェイ』で見事なコンビを見せたアレクサンダー・ペイン監督と名優ポール・ジアマッティが再びタッグを組んだ『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』が現在、全国の劇場で大評判を呼んでいる。

このたび、70年代のアメリカを舞台とする本作の貴重な撮影メイキング映像と、技術面から映画を紐解く「5つのトリビア」が解禁となったので紹介したい。

『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』Seacia Pavao / © 2024 FOCUS FEATURES LLC.

“置いてけぼり”な人々の交流を描いた感動作

1970年、ボストン近郊。名門バートン校の生徒たちは誰もが家族の待つ家に帰り、クリスマスと新年を過ごす。しかし、留まらざるを得ない者もいた。

生真面目で融通が利かず、生徒からも教師仲間からも嫌われている古代史の教師ハナム。勉強はできるが反抗的で家族に難ありの生徒アンガス。ベトナム戦争でひとり息子カーティスを失ったばかりの料理長メアリー。

雪に閉ざされた学校で、反発し合いながらも、孤独な彼らの魂は寄り添い合ってゆく――。

『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』Seacia Pavao / © 2024 FOCUS FEATURES LLC.

興収絶好調!「こういう映画が観たかった」と話題沸騰

全国54館で公開中の本作は平日でも満席になる劇場も多く、7月1日(月)までの11日間で興行収入5000万円を突破(観客動員数36,799名/興行収入50,666,720円)。SNS上では「暫定今年ベスト1決定~文句なしの大傑作」「劇場内ではガッツリ笑いが起きていた」「こういう映画が観たかったんだよ…!」など、近年では珍しくなった”映画らしい映画”を劇場で観られる喜びを語る声が続出している。

『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』Seacia Pavao / © 2024 FOCUS FEATURES LLC.

アレクサンダー・ペイン監督が、日本でリメイクもされた『サイドウェイ』の主演ポール・ジアマッティと再タッグを組んだ本作。ゴールデングローブ賞で主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞したほか、本年度アカデミー賞助演女優賞受賞をはじめゴールデンクローブ賞ほか全米の映画賞を総なめにしたダヴァイン・ジョイ・ランドルフが、言葉ではなく表情や仕草で大切なひとり息子を失ったメアリーの孤独を体現。さらに新人のドミニク・セッサが家族との複雑な関係を繊細に演じ、強い印象を残している。

『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』Seacia Pavao / © 2024 FOCUS FEATURES LLC.

本作は1970年の冬が緻密に再現されており、実際にこの時代の映画を観ているかのように錯覚させるほど。ここでは、初めて解禁となった撮影メイキング映像と併せて、技術面から映画を紐解くトリビアの数々(※)を紹介したい。

次ページ:もう一度観たくなる!5つの製作トリビア
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