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『悪人』『怒り』で知られる吉田修一の傑作小説「愛に乱暴」が、江口のりこ主演、森ガキ侑大監督で映画化。映画『愛に乱暴』が、8月30日(金)より公開される。このたび、小泉孝太郎のダークな雰囲気に危険な色香が漂う新場面写真が解禁となった。
息もつかせぬ緊迫感に満ちたヒューマンサスペンス
夫の実家の敷地内に建つ“はなれ”で暮らす桃子は、義母から受ける微量のストレスや夫の無関心を振り払うように、センスのある装い、手の込んだ献立などいわゆる「丁寧な暮らし」に勤しみ毎日を充実させていた。そんな桃子の周囲で不穏な出来事が起こり始める。近隣のゴミ捨て場で相次ぐ不審火、失踪した愛猫、度々表示される不気味な不倫アカウント…。桃子の平穏な日常は、少しずつ乱れ始める。
『悪人』『怒り』など人間の複雑な感情とその裏に隠された本質を鋭く炙り出してきた吉田修一の同名小説を、『おじいちゃん、死んじゃったって。』『さんかく窓の外側は夜』の森ガキ侑大監督が映画化。主演は、唯一無二の存在感とユニークで高い演技力を持つ江口のりこ。共演には、小泉孝太郎、風吹ジュン、馬場ふみから個性豊かな俳優陣が名を連ね、江口扮する主人公を追い詰めていく。江口のりこの振り切った怪演により、息もつかせぬ緊迫感に包まれたヒューマンサスペンスが誕生した。また本作は、歴史あるチェコの「カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭」(6/28〜7/6開催)のコンペティション部門に出品も決定している。
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