『フュリオサ』洋画週末動員ランキング1位!
ジョージ・ミラー監督が贈る『マッドマックス』シリーズ最新作、『マッドマックス:フュリオサ』が全国各地で大ヒット公開中だ(日本語吹替版/IMAX(R)/4D/Dolby Cinema(R)(ドルビーシネマ)/ScreenX 同時上映)。
5月31日(金)に日本公開を迎えた本作は、オープニング興収としては前作『怒りのデス・ロード』の初週末(※2015年6月20~21日)の数字を超える成績を記録し、週末興行収入&動員ランキング並びに今年公開の洋画作品において初の週末動員ランキング1位を獲得する大ヒットスタートを記録。すでに何度もリピート鑑賞するファンが続出し、ネット上ではシーンやセリフ毎の考察も盛んに交わされている。
しかし、何度も劇場で鑑賞してもすぐには気付けないであろう“キャスティング・エピソード”ほか、ミラー監督が仕掛けたイースターエッグはまだまだ隠されている。ということで今回は、フュリオサ以外にも個性的な人物が多数登場する本作から、度肝を抜くキャラクターたちの<裏話>を紹介しよう。
実はクリヘムの妻も出演していた!? まさかの一人二役で夫婦共演
わずか3日間の物語だった前作『怒りのデス・ロード』に対し、15年にわたるフュリオサの軌跡を描いている本作。さらにフュリオサと、前作にも登場した荒野の支配者イモータン・ジョー勢力、新たにフュリオサの敵となるディメンタス一派の三つ巴となり、ストーリーもスケールもグレードアップした。
それに伴い、魅力的なキャラクターの人数も大幅アップ。なかでも強烈なのは、やはりディメンタス将軍を演じたクリス・ヘムズワースだろう。そして、この強烈なヴィランを演じたクリヘムの妻エルサ・パタキーも、『ワイルド・スピード』シリーズに出演するなどハリウッドで活躍している。
二人が結婚したのは、まだクリヘムが『マイティ・ソー』で世界的に有名になる前の2011年。彼の活躍を見守り続ける“おしどり夫婦”として有名で、各国で行われた映画祭やプレミア上映会に夫クリスとともに出席し、仲睦まじい姿を披露してきた。そんなエルサは、なんと『フュリオサ』にも出演! 立場も役どころも全く対照的な二役を演じ切る役者魂で物語に深みを与えるとともに、クリヘムと夫婦共演も果たした。
この投稿をInstagramで見る
一役目は、物語の冒頭、フュリオサが盗賊に誘拐され、母ジャバサ(チャーリー・フレイザー)とともに助けに駆けつけるブロンドヘアの女性戦士、ヴヴァリーニ(Vuvalini)。ライフルで敵を撃ち抜く凄腕のスナイパーでもある強い味方だ。ジャバサと頭を突き合わせる別れが印象的で、<緑の地>でフュリオサ親子の帰りを待つ重要キャラでもある。
二役目は打って変わって、ディメンタス一派の野蛮なメンバーの一人、ノートンとして登場。もともとはディメンタスに捕まった捕虜だったが、捕虜同士で殺し合い勝者だけ助かるという狂気のゲームの生き残りであり、後にディメンタス一派に兵士として迎え入れられる役どころ。戦いにより上唇が引き裂かれ、恐ろしい形相をしている強烈なキャラクターだ。
この投稿をInstagramで見る