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これが実話!? セックスと欺瞞に塗れた教会バイオレンス
2020年のカンヌ国際映画祭で話題騒然・賛否両論を巻き起こしたポール・ヴァーホーヴェン監督作『ベネデッタ』。17世紀の修道院を舞台に、「神のお告げがあった」と豪語するクセの強い修道女ベネデッタ(ヴィルジニー・エフィラ)の壮絶すぎる言動をドロッドロ官能たっぷりに描いた、しかも「実話ベース」の超衝撃作である。
17世紀イタリア。幼い頃から聖母マリアと対話し奇蹟を起こす少女とされていたベネデッタは6歳で修道院に入った。純粋無垢なまま成人したベネデッタは、ある日、修道院に逃げ込んできた若い女性を助ける。様々な心情が絡み合いながら2人は秘密の関係を深めるが、同時期に<聖痕>を受けたベネデッタがイエスに娶られたとみなされ、新しい修道院長に就任したことで周囲に波紋が広がる。
民衆には“聖女”と崇められ権力を手にしたベネデッタ。彼女に疑惑と嫉妬の目を向ける修道女もいたが、その身には耐えがたい悲劇が起こる。やがて黒死病<ペスト>が流行し、そこにベネデッタを糾弾する教皇大使の来訪も重なり、町全体に更なる混乱と騒動が降りかかろうとしていた……。
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