• BANGER!!! トップ
  • >
  • 新着ニュース
  • >
  • トム・ヒドルストン「ロキもワサビが好きかも」マッツ・ミケルセン「ゾンビやカンフーに挑戦したい」開幕2日目「東京コミコン2023」レポート

トム・ヒドルストン「ロキもワサビが好きかも」マッツ・ミケルセン「ゾンビやカンフーに挑戦したい」開幕2日目「東京コミコン2023」レポート

トム・ヒドルストン「ロキもワサビが好きかも」マッツ・ミケルセン「ゾンビやカンフーに挑戦したい」開幕2日目「東京コミコン2023」レポート
トム・ヒドルストン ©2023 Tokyo comic con All rights reserved.
1 2

12月8日(金)から3日間にわたって幕張メッセにて開催中の「東京コミックコンベンション 2023」(以下、「東京コミコン2023」)。昨日の開幕2日目も早朝から多くのファンが会場に詰め掛け、30分前倒しでのオープンとなった。

この日、登場したのは北欧の至宝ことマッツ・ミケルセンや悪戯好きな神ことトム・ヒドルストンなど、世界最大級のポップ・カルチャーイベントの名にふさわしい豪華ゲストばかりだ。

トム・ヒドルストン ©2023 Tokyo comic con All rights reserved.

マッツ・ミケルセン「みんなに会うために来た」

【10:15~セレブ・ステージ:マッツ・ミケルセン】

2日目最初のステージは、”北欧の至宝”にして、今年5月に行われた大阪コミコン2023でも大人気だったマッツ・ミケルセン。朝のステージにも関わらず、会場は詰めかけた大勢のファンの異常な熱気に包まれた。

ステージに登場したマッツが投げキッスをすると場内から大声援と割れんばかりの拍手が。「日本を本当に愛してます。日本の食べ物も全部大好きです。お寿司、神戸牛、何でも大好きです」と冒頭から日本愛を語ったマッツは、ファンからの質問で「なぜそんなにダンディで素敵なのか」と秘訣を聞かれると、「あまり意識はしていないのですが、年齢的にも服には気を遣っています」と答え、座り姿勢でダンディーなポーズを求められると、ロダンの“考える人”のポーズを披露し、お茶目な面も見せた。

マッツ・ミケルセン ©2023 Tokyo comic con All rights reserved.

同じく東京コミコン2023に参加しているベネディクト・カンバーバッチに関しては「昨日ひさしぶりに再会しましたが、彼は素晴らしい俳優であり人物なので、彼と共演できて本当に光栄だと思っています。でも昨日見たら彼はかなりワークアウトして鍛えているようだったので、今回は戦ってませんけどね(笑)」とコメントし会場を沸かせた。

俳優で兄のラース・ミケルセンについての質問には「兄との共通の興味はスポーツで、ハンドボールのデンマーク女子チームが日本に負けたというのが一番最近の兄との話題でした」と、普段あまり披露しない兄弟の話も聞かせてくれたマッツ。今後やりたい役を聞かれると、大阪コミコン2023でも語っていた「ゾンビ映画に出たい」という想いを再びアピール。「今までやっていないのが、リアルホラーやゾンビもの、そしてカンフー。これらはあまり年を取り過ぎないうちに是非やってみたいです」と、衰えないチャレンジ精神を見せた。

マッツ・ミケルセン ©2023 Tokyo comic con All rights reserved.

「マッツ氏の母国語(デンマーク語)で“愛してます”を言いたいから教えて欲しい」というリクエストには、低音の渋い声で「Jeg elsker dig(ヤェ エスカ ダイ)」と答え、それを受けて客席からも「Jeg elsker dig」の大コールとなり、それを聞いたマッツは「なんて心地いいんだ」と大満足の様子だった。

最後に、マッツ本人の厚意として<サイン会・撮影会>チケットの追加販売が発表されると客席が大いにどよめき、「私はファンの皆さんに会うために来ているので当然です。私もみなさんと会ってサインや撮影ができるのが本当に嬉しいんです。ファンの皆さんは素敵な方々ばかりで、私の作品を本当に愛して下さっているのがよく伝わってきます。1人1人との撮影やサインの時間は短いですが、私はその分たくさんのファンの皆さんとの出会いを大切にしたいのです」と、ファンのマッツ愛を増々高める言葉でトークを締めくくった。

マッツの退場時には再び、客席から「Jeg elsker dig」の大声援が飛び、それに応えて客席の端から端まで投げキッスを贈り、客席からの大声援をしっかり手にキャッチして降壇した。

マッツ・ミケルセン ©2023 Tokyo comic con All rights reserved.

エヴァンジェリン・リリー「13歳の頃からずっとエルフになりたいと思っていた」

【14:15~セレブ・ステージ:エヴァンジェリン・リリー】

続いては、人気ドラマ『LOST』、映画『ホビット』シリーズ、そしてマーベル・シネマティック・ユニバースの“ワスプ”ことエヴァンジェリン・リリー氏のステージ。初日のオープニングセレモニーでは全身黒の衣装だった彼女は、今回のステージでは純白のトップスに黒のパンツ姿で、満面の笑みで客席に手を振りながら登場した。

まず日本のファンの印象を聞かれ、「皆さんとても丁寧で、私に会って泣き出してくれるファンもいてくれて、とても嬉しいです」とファンへの感謝の言葉を述べたリリー。初めてワスプの衣装を着用した時の思い出を聞かれると、「6カ月かけて私の体にぴったりマッチするように作られたので、すぐにスーパーヒーローになりきれたので助かりました」と裏話を披露。「もしワスプのように小さくなれたら?」との質問には、「重役室に忍び込んで、どんな会話が行われるのか見てみたい」と意外な興味を語った。

エヴァンジェリン・リリー ©2023 Tokyo comic con All rights reserved.

代表作の一つ『ホビット』シリーズに関しては、「トールキンの原作本を私は13歳の時に読んでいて、その頃からずっとエルフになりたいと思っていて、その思いが役作りにとても役立ちました」と子供の頃からの夢が叶ったことを明かしたリリー。「(同作で演じる)タウリエルになって弓を引くポーズを実演して欲しい」というリクエストには、すぐさま立ち上がり「真面目な顔でやるのが大事なのよ」と言うと、真剣な顔で背筋を伸ばして弓を引き、狙いを定めて矢を放つ、という一連の動作を華麗に披露し、満場の客席から大歓声が。

また、普段の役作りについて聞かれると「どう演じるかは考えず、演技をしていることを意識しないようにしています。実際の生活では人はリラックスしているように見えても悲しんでいる時もあるので、本来の自分自身を自然に出すようにしています」と演技手法を明かした。そして今後については、「自分自身の生活で、母親としての生活や、人道的な社会活動、そしてライター業も充実させたいですね」と演技以外のビジョンもあるようだ。

最後に、日本について「今回の来日でもあらゆる日本食を食べています。ハワイに20年住んでいるのですが、そこには多くの日本人が居ますし、魚も豊富。ニギリ、サシミ、何でも美味しいんです。さらにパートナーが漁師なので、獲った魚をすぐ料理してくれて、いつも美味しく食べているんです。日本を心から愛しています、皆さんありがとう!」と日本愛を大いに語ってトークは終了した。

エヴァンジェリン・リリー ©2023 Tokyo comic con All rights reserved.

次ページ:トムヒ「ロキも『ありがとう』と言っています」
1 2
Share On
  • Twitter
  • LINE
  • Facebook