『マッドマックス 怒りのデス・ロード』フュリオサの新たな物語が明かされる最新作『マッドマックス:フュリオサ(原題:FURIOSA: A MAD MAX SAGA)』が、2024年に公開が決定。このたび、全世界待望のUS 版予告とビジュアル解禁となった。
歴史を変えた“ガチなリアルアクション”
2015年に公開され、そのリアルで圧巻なノンストップ・カーアクションが映画の歴史を変えた『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。石油も、そして水も尽きかけた世界。愛する家族を奪われ、本能だけで生きながらえている元・警官マックス(トム・ハーディ)と、資源を独占しー恐怖と暴力で民衆を支配するイモータン・ジョーに反逆を企てるフュリオサ(シャーリーズ・セロン)の自由への逃走劇は世界中で大ヒット。米批評サイト「Rotten Tomatoes」では脅威の【97%のフレッシュ】を獲得し、「第88回米アカデミー賞」ではアクション作品としては異例のアカデミー賞作品賞候補となり、最多10部門にノミネート、6部門を受賞した。日本でも2度のリバイバル上映など長期間にわたり劇場公開され、車に積むV8(エイト)エンジンの“V8”を神に見立てポーズをとるファンダムや、8回映画を観ることを“V8”と言うハッシュタグが流行るなど、多くの熱狂的なファンを生み出し社会現象となった。中でも称賛されたのは、自らバズカットを提案したシャーリーズ・セロン演じたフュリオサ。そのクールで謎めいた姿の裏で、生きるために爆発する極限状態の本能は、観るものを異常なまでに興奮させ、映画の真の主役と評されたのだった。
シャーリーズ・セロンからフュリオサを引き継いだのは、『クイーンズ・ギャンビット』や『ラストナイト・イン・ソーホー』のアニャ・テイラー=ジョイ。繊細で痛みを抱えるキャラクターを力強い目と優美なルックスでパワフルな人間らしいキャラクターに昇華する演技力を持ち合わせ、今年大ヒットした『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』のピーチ姫の吹き替えも担当するなど、今ハリウッドの最旬な俳優だ。
共演には、『アベンジャーズ』シリーズで日本でも大人気のクリス・ヘムズワース。監督は1979年に公開された『マッドマックス』から『マッドマックス 怒りのデス・ロード』までの4作品の創始者であり、国内外の多くのクリエイターや作品に影響を与えた、『マッドマックス』サーガの偉大なる巨匠ジョージ・ミラー。