ディズニープラス「スター」にて2023年11⽉8⽇より独占配信中の韓国ドラマ『ヴィジランテ』。今月6日、配信に先⽴ち韓国・ソウルで本作の制作発表会が⾏われ、主要⼈物を演じたユ・ジテ、イ・ジュニョク、キム・ソジン、そしてチェ・ジョンヨル監督が登壇。⾃⾝が演じた役柄やドラマの魅⼒について語った。
「暗闇でぴかっと光る顔、それがナム・ジュヒョクだった」
閲覧回数3億7000万回を超える⼤⼈気デジタルコミックを原作に、法では裁き切れなかった犯罪者たちに制裁を与えるダークヒーロー“ヴィジランテ”の姿を描く今作。10⽉には『第28回釜⼭国際映画祭』のオンスクリーンセクションに正式出品され、⾼評価を得た。
主⼈公キム・ジヨンを演じたのは、俳優のナム・ジュヒョク。現在⼊隊中のため、今回の制作発表会には残念ながら出席できなかったが、メッセージ映像で登場し挨拶した。
ナム・ジュヒョクを起⽤した理由についてチェ・ジョンヨル監督は、「ジヨンは、昼は警察学校の⽣徒であり、夜は犯罪者たちに罰を与える”ヴィジランテ“。⺟親を殺された被害者の顔もあります。そのような様々な側⾯を持つ役をうまく消化できる俳優は誰なのかと考えた時、ナム・ジュヒョクさんのことが思い浮かびました」と説明。「昼はこれまでの“⻘春の象徴”のイメージ通りの爽やかさを、犯罪者と対峙するときには、これまで演技では⾒せたことのないような怒りや鬱憤、鋭い目つきを⾒せることができたら⾯⽩いのではないかと思いました」と付け加えた。
ナム・ジュヒョクのスター性に感嘆したと話すのはユ・ジテ。「犯罪スリラーというジャンルゆえ、暗い中での撮影が多かったのですが、その中でぴかっと光る顔が⾒えて。『あれは誰だ?』と目を凝らすとジヨン(ナム・ジュヒョク)でした。“ああ、⼈気があるだけあるな。この子はもっと売れていくだろうな”と思いました」と語った。不条理な社会に光をともす“ヴィジランテ”ジヨンのように、ナム・ジュヒョクも撮影現場の光となっていたようだ。