ホラー映画界の鬼才イーライ・ロス監督の最新作『サンクスギビング(原題:Thanksgiving)』が、12月29日(金)より日本での劇場公開が決定。このたび、予告映像と海外版ポスターが世界一斉解禁となった。
鬼才イーライ・ロス監督が長編映画化
アカデミー賞受賞のクエンティン・タランティーノ監督と、『シン・シティ』や『レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード』で知られるロバート・ロドリゲス監督が手掛け、2007年に公開されるやいなや映画ファンの間で話題騒然となった『グラインドハウス』。当時、映画本編2本と実在しない映画の予告編5本で構成された同作だが、そのなかで上映されたイーライ・ロス監督によるフェイク予告編「感謝祭(Thanksgiving)」が、ロス監督自らの手により、16年の時を経てついに長編映画化。
イーライ・ロス監督は、タランティーノが製作総指揮を務めたホラー映画『ホステル』(05)の監督として大ブレイクした後、アマゾン奥地で食人族に捕らわれた若者たちを壮絶に描き、あまりの残虐性に世界中で物議を醸した『グリーン・インフェルノ』(13)や、キアヌ・リーブス主演のサイコスリラー『ノック・ノック』(15)などを監督、ホラー映画界の鬼才として名を轟かせる。
謎の殺人鬼が“サンクスギビング”の一夜を恐怖に陥れる
本作の舞台は、「感謝祭(=サンクスギビング)」発祥の地とされるアメリカ・マサチューセッツの田舎町。“感謝祭”とは、家族や愛する人々と共に日々の収穫や恩恵に感謝し祝福する、一年でもっとも盛大な祝祭のひとつ。
予告編は、何者かがご機嫌に料理作りに励むシーンから始まる。ところが調理されているのは食材ではなく、なんと人間…!?ハッピーなお祭りムードを楽しんでいた人々だったが、突如として現れた謎の連続殺人鬼によって、町は恐怖のどん底へと突き落される。
そんな中、地元の高校の仲良しグループのメンバーたちは、自分たちが何者かによってInstagramの投稿にタグ付けされたことに気づく。投稿を確認すると、そこには感謝祭のおしゃれな食卓に意味深に配された自分たちの名札が。住民たちの不安を煽るように、斧や重機、冷凍庫、業務用オーブン、コーンピックなど多様なアイテムを使いこなし、残虐なやり口で次々と町の人々をなぶり殺していく殺人鬼。果たして、メイフラワー号でアメリカに渡った清教徒ピルグリム・ファーザーズの指導者ジョン・カーヴァーのお面に身を隠したこの人物は何者なのか。
次のご馳走(ターゲット)は誰なのか、そしてなぜ彼らは狙われるのか——。饗宴が狂宴と化し、一夜が永遠のトラウマとなる史上最悪の感謝祭“サンクスギビング”が始まる—。
『サンクスギビング』は12月29日(金)より全国公開