アカデミー賞最多10ノミネート、全世界で大ヒットを記録した『女王陛下のお気に入り』のヨルゴス・ランティモス監督と、エマ・ストーンが再集結して描く、映画史上最も大胆で空前絶後の感動に満ちた待望の最新作『哀れなるものたち』が、2024年1月26日(金)より日本公開が決定、美麗で大胆な新ポスターが解禁となった。
ヨルゴス・ランティモス監督 × エマ・ストーン
原作は、日本でも2008年に翻訳された、スコットランドの作家アラスター・グレイ著の傑作ゴシック小説「哀れなるものたち」(早川書房刊)。その類稀な世界が映画界随一の天才監督ヨルゴス・ランティモスの手によって映像化された。
物語は、自ら命を絶った不幸な若き女性ベラが、天才外科医ゴッドウィン・バクスターの手によって奇跡的に蘇生することから始まる。蘇ったベラは、“世界を自分の目で見たい”という強い欲望に導かれ、放蕩者の弁護士ダンカンの誘いに乗り、壮大な大陸横断の冒険の旅へ出る。貪欲に世界を吸収していくベラは平等と自由を知り、時代の偏見から解き放たれていくのだった—。
主人公ベラを演じるのは、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞主演女優賞を受賞、ランティモス監督作品『女王陛下のお気に入り』でアカデミー賞助演女優賞ノミネートのエマ・ストーン。今回は、プロデューサーとしても名を連ねるエマ・ストーンがヒロインを熱演し、前作を遥かに超える壮大なスケールのコラボレーションが実現。また、天才外科医のゴッドウィン・バクスターを名優ウィレム・デフォー、ベラを誘惑し大陸横断の旅に連れ出すダンカンを『アベンジャーズ』シリーズのハルク役で知られるマーク・ラファロが演じ、一癖も二癖もある芸達者たちが脇を固めている。
「第80回ヴェネチア国際映画祭」で惜しみない大絶賛
本作は、現在開催中の「第80回ヴェネチア国際映画祭」でワールドプレミア上映され、映画史に新たに刻まれる傑作の誕生に惜しみない賛辞が飛び交った。
9月1日(現地時間)午後6:45より待望の公式上映がスタート。終映と同時に大歓声の“ヨルゴス”コールとともに、今年最長となる10分以上の鳴り止まぬ拍手とスタンディングオベーションで会場を熱狂の渦に包み込んだ。さらに、翌日9月2日には、「テルライド映画祭」で北米プレミアも行われ、米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では【100%Fresh】(レビュー数33、9/4現在)と驚異的な評価が席巻。一足先に鑑賞したメディアの絶賛の声で溢れており、「完璧に魅惑的(Hollywood Reporter)」「壮麗な自由への讃歌(Deadline)」「ランティモス監督の最高傑作。奇妙だがゴージャスなこの作品は登場人物と観客の感受性を広げる(TIME Magazine)」「『哀れなるものたち』でエマ・ストーンは2度目、マーク・ラファロとヨルゴス・ランティモスは初のオスカーを獲得するかもしれない(Variety)」など、早くもアカデミー賞最有力の声も鳴り響く。
前作『女王陛下のお気に入り』で主演女優賞、審査員特別賞の2冠に輝き、アカデミー賞最多10ノミネート、オリヴィア・コールマンを主演女優賞受賞への道を切り開いたヴェネチアの地で、再び栄冠に輝くのか?
2024年1月26日(金)より全国ロードショー