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12年を経て日本公開される封印作品の続編
あまりの残虐さに長らく封印されていたスプラッター映画『クロムスカル』(2009年)の続編、『クロムスカル リターンズ』が2023年8月18日(金) より全国公開中。この2作は十数年を経ての日本上陸となったわけだが、『X-ファイル ザ・ムービー』や『ターミネーター:サラ・コナー・クロニクルズ』などを手掛け“特殊メイク界の魔術師”と呼ばれた監督・脚本のロバート・ホールは、2021年に47歳の若さで亡くなっている。
このたび、そんなロバート監督が生前に収録した貴重なコメント動画が解禁となった。「ガキの頃からの夢を実現させた」という本作への熱い想い、そして社会への皮肉をたっぷり込めたメッセージは必見だ。
映画史上最凶最悪のサイコキラー
全編に繰り広げられる過激すぎるバイオレンス描写の数々で、14年もの間、封印されていた伝説のソリッド・スプラッター・スリラー『クロムスカル』には、さらに異常なまでにこだわり抜いた残虐シーンの連続で世界を震撼させた狂気の続編があった。完成から12年、映画史上最も残酷で凶悪といわれた映画が、ついに日本のスクリーンを直撃する。
――ホラー映画史に残る有名殺人鬼たちも震え上がる、かつてなく凶悪で残虐なホラー・ヒーロー“クロムスカル”。それは、銀色の髑髏マスクをつけ、右肩にビデオを装着、両手に握ったサバイバル・ナイフでターゲットを惨殺する模様を撮影し、その映像を警察に送りつけるという、映画史上最凶最悪のサイコキラーだ。
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